悲しい出来事とは、ただ悲しいだけなのだろうか

ものすごい渋滞だなぁ

超満員の電車だよ……

……朝の通勤時間だから仕方がないか。

どこものお店も列ができて並んでるし、待ち時間が長そうだよ。

……ランチタイムだからなぁ。

通勤時間の道路とは、渋滞するものです。

通勤時間の電車とは、混雑するものです。

出勤する人が多い時間帯で、みんなが一斉に移動します。

ただ、「通勤する人が多い」というだけで、「それ以外の人がいない」ということではありません。

これから起こる楽しいことにワクワクしながら、遊びに出かける人だっています。

遠方の親戚を「大丈夫だろうか?」と心配しながら、早く早くと急ぐ人もいるでしょう。

これから家に帰る人だっていることでしょう。

世間の常識では朝の通勤時間でも、「通勤ではない人もいる」のです。

オフィス街のランチタイム、休日のショッピングモールのランチタイム。

たいていの人が正午の12時を回ると、それを目安にお昼にします。

そうするとやはり、お昼どきというくらいですから、お昼ごはんにする人が多くなります。

休み時間が限られている人も多いですから、なおさらです。

ですがその人の生活スタイルによって、たとえば11時に起きて明け方5時に寝るというスタイルだとしたら、朝ごはんといった方が正確な人もいることでしょう。

調子がいまひとつなので、連れ合いは食事を美味そうに食べているけれど、自分はコーヒーだけ。

そんな人だっていることでしょう。

お昼なのかおやつなのか、デザートバイキングを楽しむグループなんてのも、きっといるはず。

一般的にはランチタイムでも、「ランチ以外のお客さんも存在する」のです。

私たちは出来事を整理して、落ち着くもの、しっくりくるものに代表させて表現します。

渋滞する道路、満員電車

→  通勤時間だから

お店の列、待ち時間がありそう

→  ランチタイムだから

そうすることでダラダラと説明する必要が無くなり、短くスッキリと表現できますから、誰かと話すにも、自分の頭の整理をつけるにしても、便利です。

通勤時間だから、混雑して当然。

ランチタイムだから、待っても仕方ないよね。

こうしたことは出来事だけではなく、「自分の気持ち」を認めるときにも、使われる仕組みです。

別れたら、一般的には悲しいことだと思われています。

怒られたら、一般的には悔しいとか恥ずかしいものだとイメージされます。

でも、それだけでしょうか

別れたことにさみしさや悲しさがあっても、どこかで「ここ最近のゴタゴタから解放される」というスッキリ感だってあるかもしれません。

そしてそのスッキリ感が、「こんなことを感じてしまっていいのだろうか?」という罪悪感にも似た、ある種不思議な感覚をつくることだって、あり得ることです。

怒られることも、そうです。

怒られたにもかかわらず、うれしいこともあるでしょう。

どうでもいい扱いなら、わざわざ時間をとってこんなことを注意しないはずだ。

「まだ見捨てられていないんだ」という感覚からくる、うれしさ。

「見返してやる」「やってやる」というたかぶりを覚えたとしたら、それは単純な怒りや悔しさと「その質感」は違うはずです。

自分のいま感じている気持ちを整理することで、納得したり、スッキリとすることがあります。

代表するような「悲しい」とか「怒り」、ときには「うれしさ」だって、その出来事から感じた気持ちのすべてではないのです。

このように後ろに隠れているような、その気持ちに気づくことで、モヤモヤに整理がついてスッキリしたり、言葉になっていなかった不安や恐れに気づいて、それに対応したり準備したりすることができるのです。

別れて、悲しい。

怒られて、悔しい。

ただその感覚だけだと、動き出して、歩きだして、進んでいくことは難しいものです。

忙しい現代では、ベルトコンベヤーのように次から次へと仕事や雑事、心配事がやってきて、流されるように慌ただしく過ごしてしまうものです。

そうした状況だと、なかなか気持ちに気づくことは難しいものです。

そうした日常の中でも、ときおり自分自身に丁寧に触れてみることで、自分のいまも変わっていくことがあるのです。

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