自分の中で固定化してしまった「ものがたり」が変化するとき

前回は外へ出してみることについてのお話でした。

誰かに話そうとしてみたとき、「自分で思っていること」とは落ち着いて振り返ってみると意外なことに、スラスラと流れるようには……出ないものです。

日常とは「黒か?白か?」というように簡単に割り切れるものばかりではありません。

怒りか悲しみか?どっちとも言えないような気持ちのこともあります。

興奮していることもあるし、落ち込んでいることもあります。

こうだったかな?

言い間違えたから直そう

「上手くいえないんだけど……」と前置きをしてしまう

自分の中にある、「○○なんだよ!」という思いや、怒りや悲しみなどの気持ち……

言葉にしてみると微妙に思っていたこととズレていたり、言いながらその質感が変わったりすることがあったりするものです。

前回の記事

自分自身が話していることでさえも、このように揺らぎがあったりするものです。

伝えたい「ものがたり」の話しをするときとは、一般的には“誰か”に向けて話します。

「独り言」でない限りにおいては、聞き手がいる訳です。

聞き手とは、石像やカボチャではありません。

生きている人間です。

誰かの話を聞いていたら、自然と何かが湧き上がるものです。

たとえばあなたもテレビの番組を見ていたら、いろいろなことを感じますよね。

・おもしろくて笑ってしまう

・そんなわけあるか!とツッコむ

・つまんないなぁ、とチャンネルを替えたり、携帯をいじりはじめる

・なるほど、この人の話はためになるなぁ、と感心してしまう

・出演者が偉そうに語ることを聞いて、怒りを感じる

……というように、何かを感じたりします。

テレビの場合、相手はテレビの向こう側にいますから、生放送であっても何か感じたことについて、直接的なコミュニケーションとはできないものです。

テレビの向こう側の出演者たちは、笑い声を聞くことはできないし、その場で提案や意見を伝えられることはありません。

けれども日常的な会話や相談とは、一緒にいるのか、電話やスカイプなどかという手段の違いはあっても、相手に聞いてもらうということが前提にあります。

テレビのように「面白いと思ってもらえばいい」「視聴率がとれればいい」ということとは全く違うものです。

相手に伝えて、わかって欲しい、共感して欲しい、同意して欲しい、アドバイスして欲しい、ただ存在を感じながら聞いて欲しい……

そんな想いのある「ものがたり」を聞いていたら、そのものがたりについて聞き手にも、テレビを見ることとおなじように、湧き上がるものがあるはずです。

そうやって湧き上がったものを、テレビとは違って「話し手に伝える、尋ねることもできる」のです。

・主語があいまいに感じて……

「『○○』といったのはAさんでしたっけ、それともBさん?」

・その出来事でどんな気持ちになったんだろう?

「そのとき○○さん、どう思われましたか?」

・ものがたりの理解が追いつかなくて

「ちょっと待ってもらってもいいですか?AのあとBになってそれでCですか?」

・同意して

「そりゃあそうですよね、そのとおりですよ!」

・こうしたらよいのではと感じて

「そんなときは、こうしてみたらどう?」

……

そこには様々な反応があるでしょう。

このようにして相手の反応をダイレクトに受けたら、たいていは答えますよね。

「それは……で」「いやー、本当に腹が立って……」「そうじゃなくて、こうだから」「そうでしょ、そう思うよね!」「んー、たしかにそうかも」

相手の反応を受けて、あなたもそれに答えようとします。

そうしたときに、自分のなかにある固定化した「ものがたり」に変化の可能性が生まれてくるのです。

というのは……

と、ここまででだいぶ長くなってきたので、続きは次回にしましょう。

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